先日全日本卓球選手権大会が行われました。
今年はある意味対照的な男女の結果となったのですが、
それを考察してみます。
女子で初優勝した福原愛選手。幼少のころから注目を浴び日本では知らない人がいないくらいの選手。
しかしながら日本選手権での優勝はまだなかった。
世界ランクでも今では石川選手が1ランク上だが、ほとんど日本選手の誰よりも上位だった。
それはランクを決める国際大会などの試合に多く出場している訳で、
おのずとあがっていくシステムにあります。
もちろんすぐに負ければ逆にランクダウンもしますが。
だからそのシステムを知らない人は、
日本でチャンピョンにもなっていないのになぜ世界ランクが
上なの?といつも言われていました。
またもう優勝は無理だろう!とか、これが今の実力で
新しい選手に期待しよう等と言われてもいたのです。
ところが今回の全日本は、今までとは別人のような試合の連続でした。
いままで辛口のコメントをしていた人たちも、一様に褒めていました。
あの試合中の自信のなさそうな、情けなさそうな表情が一度もなかったのです。
自分でも言っていますが、メンタルな部分が非常に弱い!と。
それをやっと克服できたのだと思います。
今年の世界選手権やオリンピックも期待できそうです。
片や男子の決勝は6連覇を目指す水谷選手と高校生で決勝まで勝ち上がってきた吉村選手。
大方の予想はほぼ100%6連覇間違いなしで、どんな内容で勝利をするかの予想していました。
本人の試合前のコメントでも4−0の圧倒的な決着で優勝します!
とテレビでも言っていました。
結果は3−4のセットオールのジュースで負けました。
それも10−7で後1本とれば優勝というところから
10−10になり10−12で逆転負けをしたのです。
今まででは考えられない負け方です。逆の勝ち方はあっても負けることなど
ありえない展開です。
どうなんでしょうか。
海外で試合をしたりチームの一員となったりで、発言の仕方も欧米的に
なっていると感じていましたが、
正直日本人的な謙虚なコメントなどは彼からは最近聞いたことがありません。
日本では絶対的な力を持っていたからです。
結果論ではありませんが、やはり最終的なことはそのメンタリティー
にあるのではないでしょうか。
彼の場合は福原選手とは逆のものです。
今年の選手権は見事に両方を見せ付けてくれたのです。
ほとんどのスポーツや仕事においても参考になるものだったはずです。